
ワキガの手術を受けた人の話
って貴重だよね。
手術に踏み切れる方はすごい勇気が必要だったと思います。
そんな手術を体験した方のブログや体験談をまとめていきたいと思います。
・ワキガの手術を受けた方のその後って?
・ワキガの手術って治療費高いの?
・ワキガの手術は痛い?
こんな疑問をまとめていきますので是非見ていってください。
3分くらいで読み切れます。
【手法紹介】ワキガの手術4つ
ワキガの手術には4つの種類があります。
・剪除法(皮弁法)
・クアドラカット法
・超音波法
・皮膚切除
腋の有毛部(毛根がある箇所)の皮膚を切り落とす手術です。
切除した部分は皮膚を縮めて縫い直します。
傷口が大きくなりやすく痛みが伴う点がデメリットですが
保険に適応しているので費用を押さえて手術ができます。
最近ではほとんど行わない手術です。
■手術費用目安:2万~5万円 ※保険適応時
・剪除手術(皮弁法)
多くの病院、クリニックで実践されているスタンダードなワキガ手術です。
皮膚を5㎝ほど切開して、汗腺(汗が出る穴)を目で確認しながら切除します。
皮膚をひっくり返し切除するのは手術用のハサミです。
医師の腕にかかってくる手術ですが、多くは8割型汗腺が除去できるため
「ワキガ」と「多汗症」どちらも改善が見込めます。
こちらも保険適応のため自己負担は定額で手術が可能です。
■手術費用目安:3万~5万円 ※保険適応時
・クアドラカット法
ダブルカニューレ等と呼ばれる数ミリのシェーバーのような機器で、腋の切除部分1カ所から汗腺を取り除いていきます。
切除と吸引を同時に行うためこちらも医師の腕が必要な手術です。
非常にメリットが多く、「痛みが少ない」「縫い直しも不要の場合がある」「しっかり除去すれば再発はしない」などお子様でも手術できるため、ワキガ治療の際に選択肢に必ず入ってきます。
大きなデメリットは「保険適応外」という事。
負担額が大きくなります。
■手術費用目安:30万~40万前後
・超音波法
腋下を切除しそこから超音波器具を挿入。
熱で汗腺にダメージを与えながら吸引していく手術です。
こちらも保険適応外となります。
■手術費用目安:10万~35万円前後
ワキガの原因って?
ワキガの原因は簡単に言うと…
という事です。
生まれつき、遺伝などでどちらか、もしくは両方とも量が多いと発生しやすいです。
以下に詳しくまとめてありますので是非ご確認ください。
【関連記事】ワキガ
ワキガ手術の体験談(ブログ)まとめ
ではここからはワキガの手術を実際に受けた方々の体験談をまとめていきます。
健康保険適用でわきがの切開法日帰り手術を行いました。
■30代:女性 ※CALOOより引用

手術のきっかけは、ワキガの手術に健康保険が適用されると知ったことです。
この程度の金額なら私でも受けることができると思い行動に移しました。実際は手術前の診察費や手術後の通院費なども必要になるので、手術費だけでは済みませんが、それでも手の届く金額でした。
私が受けたのは切開法という手術です。
手術当日は怖かったですが、看護師さんが優しく手を握ってくださったのをよく覚えています。手術中は目隠しをされている状態です。脇に麻酔の注射を打たれ、その後切開、アポクリン腺の除去を行います。
正直なところ手術自体はそう大変なことはありませんでした。
大変なのは帰り道でした。日帰り手術だったのですが、脇にガーゼを挟みグルグル巻きに固定されるので肩が上がったような状態で病院から帰ることになります。比較的家が近い私は徒歩で帰ったのですが、人目が気になって仕方がありませんでした。笑
術後もまともにお風呂には入れず、しばらくは外出もしづらく、通院も必要ですから不便はあります。脇という敏感な場所を切ったわけですから当然痛みもありました。
とはいえ結果的に、私はこのわきが手術に満足しています。効果はしっかりとありました。今では汗もほとんどかかず(個人差はあるようですが)においもしみも気にすることはまったく無くなりました。
ただ、傷跡と、脇部分の皮膚の違和感がある程度残ることは覚悟しなければなりません。4~5年経った今でも私の脇は、直接人目に晒すことはできないかなぁという感じです。
・麻酔後意識がある中での手術
・お風呂に入れない。痛みもある。
・5年経過しても傷口が気になる。
しかし汗事態の悩みは解消されたようでよかったです。
腋臭症(ワキガ)アポクリン腺という脇の汗腺の除去手術をしました。
■20代:女性 ※CALOOより引用

大学に入り母の勧めで〇〇形成外科クリニックでアポクリン腺というワキガと関連のある脇の汗腺の一種の除去手術をしていただきました。
アポクリン腺の数は人によって差があり、手術後に先生から教えていただきましたが、私のアポクリン腺が人よりも多かったそうです。。
この手術は部分麻酔で片方の脇を一週間に分けて行い、手術後一週間で抜糸しました。
手術をしていただいてから臭いや汗の量は劇的に減りました。
また、両脇に切開した痕は残っているものの一年ほどで周りの皮膚と変わらないくらいやわらかくなりました。
・腋の手術を片方ずつ行った
・臭い、汗の量が劇的に減少
・1年程度で傷口が消えた
これは「剪除手術」でしょうね。
腕の立つお医者様なら成功率も非常に高く、汗腺を切除しているため再発もありません。
悩みが解消できて良かったです。
剪除法によるワキガ手術を受けてきたので体験談をブログにしました。
■30代:男性 ※NOTEより引用&抜粋。気になる方は以下のURLよりどうぞ
(URL)https://note.com/wakiga_blog/n/ne8db9020b0d9
男性手術して本当に良かったです!むしろもっと早くやっておけば良かったと思うくらい。
一番心配していた痛みは、術後6時間から10時間がピークで2日目からはあまり痛みを感じませんでした。怖がっていた麻酔も最初の極小麻酔と、通常の麻酔3針だけが痛いのみで麻酔が効いてきた4針目からは何も感じませんでした。麻酔が効いているので手術でワキにメスを入れても何も感じませんでしたし、見えないように工夫されていたため、あっという間の1時間30分でした。
何よりワキガの臭いが消えて、余計な心配をする必要がなくなったのが本当に嬉しいです。以前は満員電車に乗る際や取引先のお客様、社内の人間と話をするのに、臭くないかどうか気を遣っており、3時間に1回はトイレに行って制汗剤を使っていました。
夏場は本当に酷くて、取引先に行って帰るまで4回はトイレに籠り、制汗剤を使う生活を送っていました。そんな生活を長年続けてきた私が手術を決意したのは、妻に散々注意されたからです。笑仕事のストレスから2年前にタバコを吸い始めてより一層臭いがキツくなったらしく、「本当に臭いから手術して!」と毎日言われはじめました。笑
両ワキの手術代金や薬代、診察代など全て込みで48,470円でした。
・事前の検査 2,030円
・両ワキの手術代 42,200円
・ドレーン抜去代 760円
・圧迫解除 1,060円
・抜糸代 760円
・薬代 1,660円
・術後6時間~10時間が痛みのピーク
・悩みが解消された
・費用は全て込みで「48,470円」
この男性は「note」に780円有料で体験談をまとめてました。※無料分の引用です。
男性ならではの悩みですね。仕事に影響が出るのは非常に辛いです。
小まめに対策なされていたようですが手術を決意して悩みが解消されています。
手術費用もしっかり示してくださっているので分かりやすいですね。
気になる腋臭症。形成外科で保険適用の手術を受けました。
■30代:女性 ※CALOOより引用

母が探してくれたのが、美容整形ではなく、形成外科でできる手術でした。
きちんとした総合病院でのだし、保険もちゃんと利くのでそんなに自己負担の心配もなくうけられるとのことで、形成外科での手術をすることになりました。
手術は局所麻酔で、患部に麻酔をかけたあとに切開し、匂いのもととなっているアポクリン腺というものをとりのぞいていくものだというような説明を受けました。
両方の脇の手術ですが、1度に両方をいっぺんにおこなうと体への負担がおおきく、両手が動かせなくなるので不便だろうとの先生の見解で、2週間あけて両方の脇の手術をすることになりました。
麻酔がちょっと痛かったのですが、手術自体は2時間程度でおわり、そのまま家に帰れました。
翌日から消毒に病院に通いましたが、外来で消毒もできたのでそんなに手間はかかりませんでした。
無事に手術を終え、あれ以来、全く匂いが気にならなくなりました。
匂いはとても気になるものです。
迷っている方は、ぜひ、美容整形でなく形成外科の受診をオススメしたいです。
・悩みが解消された
・片方ずつ手術を行った。その際の間隔が2週間程度
・手術は2時間ほど
美容整形でも優秀な方はいますが、形成外科の方が安心感があるのかもしれませんね。
2週間間をあけて手術しているので時間に余裕がないと難しいかもしれませんが
リスクが少なくて済むのでおすすめです。
ワキガの体験談(ブログ)についてまとめ
ワキガの手術を決断するまでに皆さん非常に悩まれたと思います。
が、多くの方が手術を行って良かったとおっしゃっていました。
アポクリン腺の量と腋窩の菌の量が多い事で発生するのが
ワキガです。
アポクリン腺を除去すれば再発の可能性はかなり低くなります。
ですがそこにはあらゆるリスクが伴うのも事実です。
もし不安な方は「制汗剤クリーム(デオドラント)」から試してみましょう。
リスクも少なく、これで悩みが解消できればOKですしね。
【関連記事】【ランキング】わきが対策におすすめデオドラントTOP3【腋臭症】
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
お役に立てれば幸いです。